ナッパーランド™

Napperland™

「葉菜用新方式養液栽培システム」先進の養液栽培システムが農業経営の規模拡大に貢献します。毛管水耕NFTの組み合わせにより根圏部へのO₂供給が豊富で、元気な野菜が育ちます。

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高品質な作物
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年間を通して高い生産性
自由に発想できる農業ビジネスをサポートするナッパーランド™

ナッパーランド™が目指すのは、消費者の食生活や購入動向を見極めながら、生産と出荷を戦略的に決定し、高収益を上げる農業ビジネス。そのため、よりフレキシブル栽培が可能なシステムを構築して、高い生産性・収益性を実現しています。
ナッパーランド™は、自然環境に左右されず、計画生産が可能な新しい養液栽培なのです

NFT毛管水耕

毛管水耕により根圏部へのO²供給が豊富で、元気な野菜が育ちます。

Photo: 健全に伸びた根

成長が速く病気が少ない

ブロック分け方式を使用することにより、病気のリスクが大幅に減少し、複数品種の栽培を容易にします。

Photo: ブロック分け方式

高い生産性

ホウレンソウの場合 苗テラス™を使用することで、作付け回数19回が可能です。

Photo:苗テラス™TM


アグリ事業に参入「日通ファーム株式会社」

 日通ファームの親会社である日本通運株式会社様は、2013年当時、特に地方においてつながりの深い「農業分野」の発展に貢献しうるような、新しい取り組みを模索しておられました。そして、農業分野をより深く理解するために自ら「生産」にチャレンジすることになり、どのような生産方式が良いかを比較検討されたそうです。その結果、企業が安定して行うことができ、なおかつ採算性確保が可能なものとして「太陽光利用型植物工場」を選択し、その中でも長年の経験をもつ三菱樹脂アグリドリーム社(現三菱ケミカルアクア・ソリューションズ株式会社)の、ナッパーランドと苗テラスを組み合わせたシステムを採用することになりました。

具体的な農場設立に当たっては、候補地となりそうな自治体をいくつも回り、企業誘致の実績が豊富で、気象条件・水・消費地アクセスもよい山梨県北杜市に決定されました。ハウスに関しては、TPP対策の「産地パワーアップ事業」に採択され、規模も1.2ヘクタールと大規模なものを計画し、特に地元の人を30名近く雇用し、地域の活性化に大きく貢献されています。

2016年の夏から造成工事を着工し、2017年9月に完成し、北杜市長をはじめ多くの来賓を招いて、竣工式を盛大に開催されました。

2017年8月から試験栽培を開始し、10月にはほぼ全面稼働されました。パクチーを主体にホウレンソウも栽培され、パクチーは大手会員制スーパーに販売開始しています。また、販路拡大のための営業活動に積極的に取り組んでおられます。

ハウス間口8m×10R×69m(第一農場)
間口8m×7R×93m(第二農場)
間口8m×2R×87m(機械、出荷調整等)  合計3,505坪
品 目 パクチー、ホウレンソウ
出荷調整 ハウス内
被覆材 フッ素フィルム
移動ベンチ 20.2m×240列 19.2m×25列   53ブロック
育苗 苗テラス 5段12棚4室
パート 29名
販売先 本文参照

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